ウェビナーで思うような成果が得られていないなら・・・




ウェビナーをやり始めたが、期待していたような成果が得られていない…

ウェビナーでは、オフラインと違って、参加者の反応が見えないので、リアルで開催していた時の方が、その後の商談につながっていた気がする…


実は、ウェビナーを実施した多くの企業様で、同じような悩みを抱えられています。

以前は、会場型のセミナーを実施していて、その場で名刺交換をしたり、商談をすることができていましたが、
オンラインに切り替えたことで、当然、名刺交換もできないですし、個別の商談にも発展しづらくなっています。
一方的に話をしていることが多く、参加者の反応も分からないので、ウェビナーをどうすれば良いのか…

詳しく話を聞いていいくと、一つ問題があることが分かりました。

それは、、、


オフラインで実施していたセミナーと同じことをオンラインに切り替えたが、

マーケティングプロセスの設計の見直しはしておらず、同じプロセスをしていたとのこと…



2020年4月以降、オフラインでのイベントが制限され、強制的にあらゆる企業様がウェビナーに切り替えられました。

とりあえずオンライン化したという企業様も多く、ウェビナーでのKPI設計、ウェビナーのターゲットを明確にしないまま、実施されたというのが実態です。

ウェビナーの成果を最大化するために必要なこと


オフラインのセミナーでは、会場を抑えて、集客するために広告を打って、数カ月前から計画・準備をしてとなるので、それなりの予算がかかります。

当然、費用対効果についても厳しく見られます。


一方、ウェビナーは、気軽に実施でき、コストもウェビナー配信ツールの費用だけで済むケースなど、少額で実施できることがほとんどです。

結果として、KPI設計もせず、ターゲットも明確にしない中で、ウェビナーを実施し、

以前のセミナーと比較して、効果をみようとしているというところに、問題があるように思います。


​​​​​​逆を言えば、オンライン化したウェビナーは、これまでとは全く別のものとして捉え、マーケティングプロセスを再設計し、

それに合わせてKPI設計も見直し、改善のサイクルをまわしていくことができれば、ウェビナーで成果を最大化できるということです。



ある研究によると、動画のメッセージの95%は記憶に残る一方で、テキストは10%しかないという報告があります。

また、ハブスポットによれば、80%の方が過去1カ月に見た動画が記憶に残っているそうです。

動画は、視聴者にメッセージを届けるという点では最適な手段といえそうです。​​​​​

だからこそ、マーケティングプロセスとして、ウェビナーをどう位置付けるのかが重要になります。


ウェビナーマーケティングの第一歩は、

これまでのマーケティングプロセスにおけるセミナーをウェビナーに置き換えるのではなく、

ウェビナーに切り替えたことで、マーケティングプロセス全体を再設計することにあります。


では、マーケティングプロセスを再設計し、ウェビナーをどう位置付けて取り組めば良いのか?次回以降、お伝えしていきます。